子犬を迎えたばかりの飼い主さんからの良くある質問について、ちょっとメモ程度に書き留めてみました。今回は雄の子犬を育てる上での問題点についてです。
HAPPY SMILESより子犬のしつけ、ちょっとメモ 6
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更新日2004.2.24
雄の子犬の成長としつけについて(マウンティングをし始める時期)
その対処法について

立て続けに同じような以下の質問がありました。

質問1.(Sさん)実はもうすぐ4ヶ月になるパピヨンの雄の子犬ですが、ゆくゆくは先住犬の交配相手として迎え入れました。その子が1ヶ月くらい前から先住犬の雌(1才4ヶ月)にマウンティングするようになりました。先住犬の雌が弱虫だから「僕の方が上だぞ!」と誇示するためにやっているんでしょうか?外で他のワンチャン(特に女の子)に乗っかると飼い主さんがやっぱり気を悪くすると思うので、クセにならないよう見つけたら「ノーッ!」と注意してやめさせていますが…。その効果があって、ごくたまに乗るくらいで回数は少なくなりました。まだ幼いため生殖行動としてそれをやっているわけではないと思いますが、実際やめさせた方がいいのか・絶対やめさせるべきものなのか・やめさせなくてもいいものなのか…どうなんでしょうか?
ちなみに先住の雌はヒートが遅く、1歳4ヶ月の今もヒートがきていません。
これからヒートが来たとしてこの雄の子犬をショーイングしなかった場合、初めてのヒートで交配、妊娠というのはいろいろ負荷がかかりすぎるので避けたいと思っているのですが…。

質問2.(Mさん)家で初めて生まれたパピヨンの子犬も3ヶ月半になりました。最近、片足をあげてオシッコをするようになりました。今日はぬいぐるみをかかえこんで腰をふっています。もう去勢の時期なんでしょうか?以前、去勢手術を受けさせるなら5ヶ月ぐらい以降になったらと聞いたように記憶してますが・・・。今かかっている獣医さんは、1才位になったらと言います。どうしたら良いでしょうか?そして、家で生まれたこの子犬ちゃんは、さすが男の子で、しょっちゅう母犬をおいかけては噛みに行き、その度に母犬は逃げ回っています。時々母犬の方が仔犬の首根っこに噛み付いていますが、それは何かの躾のつもりなんでしょうか。やっぱり男の子はやんちゃですね。以前母犬を飼い始めたときは、こんなに手をやかせなかったように思います。パピちゃんをたくさん育てているhiroさん、ご意見を!

そういえば、もうすぐ4ヶ月になるグレイスも最近リロや、スティッチにマウンティングしてました。男の子の場合早ければ4ヶ月前後くらいにはマウンティングの意識は芽生えてきます。
それは本能的なもので、本人としては目的がよくわかってないかもしれません。
というのは個人的なわたしの意見ですが・・・
 
4ヶ月前後になると生理的に陰嚢の中に精巣がきちんと収まって十分機能できる準備が整った状態になったので、そういう行動が現れてくるのだと思います。
ほとんどの雄の子犬は、すでに2ヶ月くらいで陰嚢の中に精巣が降りて収まってくるのですが、遅い子は3〜4ヶ月頃の場合もあるようです。
そしてほぼしっかり収まって安定してくるのが5〜6ヶ月になると思います。
それ以前の月齢までは、睾丸が陰嚢に降りても緊張や、腹圧がかかると、引っぱられて精巣はお腹の中に通じている穴を通って、逆戻りできる状態にあります。
そして成長と共に精巣の大きさがもう穴を通じてお腹に戻れない大きさまで大きくなると、雄としての本能が芽生えてきてマーキングやマウンティングなど人間側からしてみると問題行動を引き起こすようになってくるのです。
ですから、去勢手術を行うにはほぼ成長が完了して体格的にも安定したころ以降が、手術時になるでしょう。個体差もあるので、早熟な子なら7ヶ月くらいを目安にされると良いのではないかと思います。詳しくはトイレのしつけ(ちょっとメモ1)を参照にしてみてください。
 
後1週間で4ヶ月あるいは3ヶ月半になる雄の子犬でしたら、そろそろ成長の速度も個体差がありますが、ちょうどそんな時期なのでしょう。
マウンティングが今もあまり頻繁であれば、「いけない」とコマンドを出してたしなめる程度してください。それがだんだん子犬自身意識として行うになってきて、人に向かってもやるようならそれに対しては、絶対やめさせるようにしてください。
 
Sさんの場合は、先住犬の雌と交配するようでしたら、(当初の目的として伺いました)先住犬の雌に対してのマウンティングをあまり神経質に飼い主さんが、注意を入れると人間が見ている前では(特に飼い主さん)肝心なときに先住の雌にのってくれなくなってしまう場合もありますので、ちょっと様子を見てあまりにひどいときにはたしなめる程度のしてあげてください。
 
犬を飼う難しさはそういうところにあります。
他ののワンちゃんに対してマウンティングしようとしたときは、厳重に注意してください。飼い主のいるときに他の犬にマウンティングは厳禁、というのはしつけとして言い聞かせた方が良いでしょう。
先住の雌、又は母犬もいやでうんざりすれば、雄の子犬に対して自分が怒るとおもいます。
今は遊びもかねて雄としての行動を学習する次期なので、ちょっと様子を見てください。それと、明らかにマーキングが始まったらマーキングについては厳しくしかって外の場合は、飼い主がやっても良いよと、OKを出したところだけで、室内ならば決まったお部屋のトイレで、必ず排尿させる習慣をつけてください。
外で排尿するようになると、今度はだんだん外でマーキングしたいので、お家のトイレでやるのを我慢しているようになってきます。その辺は子犬のしつけのトイレのところをもう一度見てください。
 
雄犬でも発情の雌がいれば本能的に生殖行動が現れるのは致し方ないことですが、頭の良い子はきちんとわきまえられる子も中にはいます。
ただマーキングについては、結構管理が大変なので根気がいります。
頑張ってください。


ちなみに先住の雌はヒートが遅く、1歳4ヶ月の今もヒートがきていません。
これからヒートが来たとしてこの雄の子犬をショーイングしなかった場合、初めてのヒートで交配、妊娠というのはいろいろ負荷がかかりすぎるので避けたいと思っているのですが。

もしかしたら先住雌の子の発情は無出血ですでに1回目が終わっている可能性もありますね。そうでなければ春も近くなってきているので、そろそろかもしれません。
無出血だと初めての方では気が付かないでいる場合もかなりあると思いますよ。
そろそろ雌の様子、態度に気をつけていてください。
 
一緒にいる雄に態度が違ってくる、陰部をさかんになめる、
いつもの陰部の大きさより発情が来るとより大きくなってきますので、その辺も確認してチェックを入れてください。
 
もし発情が無出血でも排卵日の付近になると、
お尻のしっぽの付け根に触ると、ヒュンとしっぽを横に倒します。
普段のしっぽの仕草とはちょっと違うのですぐにわかると思います。
 
お婿さん候補が1才になるころ、交配したいようなら、先住犬雌の発情が来たとき1回目の交配をすると良いでしょう。
雌犬も遅くても初産を3才くらいまでにしないと高齢出産になりトラブルが出てくる可能性がありますので。
たぶん近じかくると思われる、先住犬の雌の1回目の発情ではたぶんまだお婿さん候補のほうが交配年齢に達してないのでまだ、無理ですよ。

家で生まれたこの子犬ちゃんは、さすが男の子で、しょっちゅう母犬をおいかけては噛みに行き、その度に母犬は逃げ回っています。時々母犬の方が仔犬の首根っこに噛み付いていますが、それは何かの躾のつもりなんでしょうか。やっぱり男の子はやんちゃですね。

お母さんはその子の成長段階、日齢に応じてしっかり教育しているはずです。子犬の噛み方の強弱も、これ以上はやり過ぎだと思われる場合は、たしなめるでしょうし、犬社会の上下関係を学習させているので、わざと子犬の首根っこを咬んでいるのです。
人が咬む強さを教えるのはなかなかむずかしいことですが、咬みすぎたときは、はみがき教室にのっている方法で、人の手や人に対して咬んではいけないことを教えてあげる必要があります。でも先住犬や、母犬がいれば、必ず先輩犬にそれは教わることができるので、飼い主さんは大助かりです。
もうそろそろ早い子では4ヶ月くらいになれば乳歯から永久歯への歯の生え替わりも始まりますので、おもちゃなどに、咬み応えのあるガムや、コットンロープのおもちゃコング、などをゴムや、いらないストッキングにつるして、一人でいるときも、自由に引っぱり遊びができるようにしておいてあげるとストレスの発散にもなり良いでしょう。そして引っぱることで、乳歯も抜け落ちやすくなるのです。女の子でもハイパーな子もいますが、男の子のほうがエネルギッシュでやはりしつけには根気が必要ですね。お母さんと一緒であれば、ずっとお母さんがいろいろなことを子犬に教えていきますので、お母さんのしつけがきちんとしていれば、比較的すんなりしつけは入りやすいと思います。咬むことや歯の生え替わりについても(ちょっとメモ1,2)をもう一度見直してみてくださいね。
また、去勢について、去勢するまでに足を上げておしっこさせないしつけに関しても(ちょっとメモ1)参考にしてみてください。


更新日2007.10.22   
質問3.(Kさん)ついこの頃生後6ヶ月の男の子を迎えました。去勢のことで今まさに悩んでいる最中だったもので、もしよろしかったらもっと詳しく相談に乗っていただければと、メールさせてもらいました。
家の子はまだ座っておしっこをしていて、行動も男らしい感じ(マーキングらしいことはまだしていない)なので、ずっと静観してしまっていたのですが、はやり去勢したほうが、ペットとして飼う場合、メリットのほうが多いですか?ドッグショーには出すつもりがないので、去勢はできればしたほうがいいかなとは思っていました。
ただ、少しドッグスポーツのほうに興味があるものですから、去勢したら太って走れなくなるのかなとか、ボールに対しての欲が薄れたらどうしようとか、今はすごくテンションが高いのですが、去勢したらテンションが低くなってしまったらどうしようとか、そういうことを悩んではいました。
あっ、あと、もし2頭目を迎える場合、次が女の子だったら、絶対家の子は去勢していたほうがいいよなとか。次に迎える子が男の子だったら、でも、喧嘩になってしまうかもしれないかなとか。
できるだけ、家の子にストレスなくすごしてもらえるように、何事も善処していきたいとはいつも思っています。お忙しいのに、長文で申しわけありませんが、お返事、いつでもかまいませんので、いただけると幸いです。宜しくお願いします。

お迎えしたパピくんは3月生まれでしたっけ?

まず交配を全く考えていない場合は率直に言えば、去勢した方が男の子は飼いやすいと言えます。

一度問題行動(たとえば片足をあげておしっこするマーキングなど)を起こした後に去勢をしてもすでに学習してしまったことは記憶があるので、去勢後の問題行動は目立たなくはなりますが、全くやめてしまうと言うことにはなりません。
又交配をしたことのある子は後に去勢をしても、すでに経験があり学習経験という記憶があるので、行動的にはその学習経験で発情の臭いで、能力はなくなってもマウンティング行動はします。

競技会やドッグスポーツで優秀な成績を残し、その後継者を・・・
と考えるようであれば去勢はしない方が良いですよね。

でも特に交配するつもりはなければやはり去勢した方が飼い主にとっても犬にとっても本能を押し殺して発情中の雌の臭いに悶々と過ごすよりはよほどストレスは少ないと思います。去勢をするとテンションが低くなるとかそういうことは特に神経質にならなくても良いでしょう。

一般に去勢をするとホルモンの影響で新陳代謝が低下し、基礎代謝エネルギーの減少により肥満しやすくなることは事実です。
去勢すると女の子の臭いより食べることの方が楽しみなってしまうのも肥満の原因の一つかもしれませんね。
その場合体重管理をしっかり心がけ、体重測定を定期的にすること、去勢後1年間はおやつを控えるなどのダイエットを徹底させることで肥満を防止することは可能です。

とはいっても今まで私が避妊去勢手術後に十分に気をつけてね!1年間は絶対に太らせないようにね!!と念を押してもまずほとんどの方が、数ヶ月後に見せていただいたときに背骨がさわれないほど太めちゃんにさせてしまっていることが常です。

実際私のかつても経験で、家のプー太郎(トイプードル)はベスト体重が3.2キロくらいですが、パピヨンのスーパーな女の子をお迎えするため、4歳くらいになってから去勢しました。
それでダイエットフードを少なめにあげていたのですが、おやつはいつも通りあげていたので、気がついてみると二重あごで5.2キロくらいまで太ってしまい、成犬病とも言える喘息のような咳が出るようになってしまったのです。
それであわててこれではいけないと徹底的に心を鬼にしてダイエット大作戦を開始しました。
1年間かけて5.2キロくらいあった体重を3.2キロにもどしました。
その後は今14歳になるまで肥満になることはありませんでした。

ドッグフードは低カロリーといっても決まった基準がないので、それぞれの会社によってまちまちです。ある会社の低カロリーフードは、ある会社のアダルトフードよりも高カロリーの場合もあります。

ですからその子の体質にあったフードで、低カロリーのものを見つけて体重管理をしていくと良いでしょう。かさを増やすためにブロッコリーや、野菜類を消化に負担がかからないように混ぜるのも良いかもしれません。早食いの子の場合は粒の大きめの咬みごたえのあるものをわざと選びます。

去勢避妊後の肥満については又実際に実行した具合で相談してください。

多頭飼いの場合はマーキングはしてはいけないと知っていて普段は品行方正名男の子でも、女の子で発情の子がいた場合は飼い主がいなければその目を盗んで男の子は絶対にマーキングします。

ですから2頭飼いの場合は異性同士の方がトラブルはありません。
同性同士だと必ず上下関係の力比べがあり、万が一、飼い主のいないすきに犬同志がけんかして先住犬が負けてしまうと、その後先住犬は惨めな生活を強いられることになり、争いが絶えないことになりかねます。
その場合人間がどんなに先住犬を優先して、順位を上げようとしても力で決着がついてしまった後ではますます争いがエスカレートする事になります。
犬同志で決着をつけさせてしまうとその順位はもう変えられません。

それは犬が群れの中で序列を作って暮らす動物だから致し方ないことなのです。
そのエスカレートした状態が権勢症候群なのです。

この他の子犬のしつけのページにもトイレのしつけについて、マーキング、去勢の時期について書いてあると思うので参考にしてみて下さい。

男の子は従順でお利口になったと思っても、絶対に2歳前後の時に自分の力がどこまで通用するか試してみる時期があります。
その時に絶対に人間の上には自分の序列はいかない、自分の序列は人間のどんなに小さい子供でも犬の順位はその下であるということを十分に教えてあげることが大切です。
そのために上位ものものが下位のものにマウンティングする場合があるのでそれを利用して犬に人間と犬の順位を教えます。

犬の背中に飼い主のお腹をつけて抱っこするとその姿勢は、飼い主が犬にマウンティングしてると解釈できるわけです。
又親犬は子犬に序列を教えるときに子犬のマズル(口もと)の上から自分の口を当てて咬みます。これはマズルコントロールに値する動作で人間が行う場合、手のひらで子犬の口もとを軽く握ってやる動作になるのです。
又犬の肩に手をかけるのは上位の印。組み合って下に仰向けになるのは下位の印です。

ですから子犬をしかって戒める場合は、マズルコントロールと首根っこを上から軽く押さえつける動作が効果的です。

犬の攻撃には人間のようにたたくという行動ないので、たたかれると犬は面食らって反発し自分の身を守るために噛みついてきたりすることになります。

犬の攻撃の武器は犬歯なので、子犬の時からその武器におとなしく触らせるしつけが人間の方が上位であるという意志表示にもつながるのです。
犬歯に触ることができますか?
急にイヤなものを無理にさせようとすると咬まれるので逆効果になりますから、まずは歯みがき教室の服従の姿勢、お腹に犬の背中をつける抱っこを静かにさせて、徐々に犬歯に触らせる練習をしてください。

又参考までに
パピヨン紹介のシンババのページをぜひのぞいてみてください。

これから1年お迎えした男の子が2歳になるまでは根気よく、
毎日の中で反復練習でしつけをしていって下さいね。

又わからないことがあればいつでもどうぞ。
訓練士さんはその方によって訓練の方法も違う場合があります。
でもその子の性格に合わせた訓練法を教えてくださる方がよい訓練士さんといえるでしょう。
しつけ訓練はやっていくとマニュアルどうりには行かないものです。

子犬は遺伝的な要素もとても大切ですが、生まれてから生後6週間の大切な時期に、ブリーダーさんがどのように接してきたかで、とても飼いやすい性格、気むずかしい性格にもなるのです。このことは実験的にも証明されていることです。
ご質問の回答になったでしょうか?
これからのパピヨンライフが楽しいものとなりますように!!

もしも実行してみたけれど、うまくいかないなどまだわからないことがあればまた質問してくださいね。
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